貴社の就業規則は社員に理解され、社内秩序は良好ですか?
ちょっとお聞きします。
貴社には社内ルールがありますか?
おそらく、「あるよ」といいますよね。
でも、そのルール、社内に浸透していますか?
と問われると、「なんか、いまひとつ、ルールを正しく認識しているとは思えない行動や発言が多いんだよなぁ~」って感じではないでしょうか。
そうなんですよ。社内のルールって、会社側が思っている以上に、社員には伝わっていないんですよ!
それはなぜか?
そもそも貴社には、社員に対して、社内ルールを明確に書面にしたものがありますか?
「それって就業規則じゃないの?」という回答もあるでしょう。
その回答、本来は正解です。
ただ就業規則って、サラッと読んで、スラッと理解できないですよね!
それにそもそも、かたくるしい言葉で書かれていて、正直、軽い気持ちでは、とてもとても読めませんよね。
就業規則は法律に似た効力を持つケースがあり、そのため厳格に書く必要性を持っていて、どうしても、かたい表現になってしまいます。
もし貴社で、社内ルールを明示したものが就業規則だけだとしたら、おそらく、社内ルールが全社員にきちんと周知されている可能性は低いのではないでしょうか?
そうだとすると、社内秩序を良好に保つのは少し難しいのではないかと思います。
「うちには、就業規則以外にも社内ルールをまとめたものがあるよ」ということもあるでしょう。
ただ、どうでしょうか?あったとして、その書面は、ほんとうに基本的なことを箇条書き程度にまとめたものではありませんか?
もしそうだとしたら、そういった書面をただ見ただけで、ほんとうにルールの趣旨をよく理解し、実際の行動に適応できると思いますか?
こういった、ルールで思い出すモノってありますよね!
そう、学生時代、制服のポケットに入っていたあの校則です。
あの校則ってモノは、正直、読もうという気にならないような、単なるかたい言葉の羅列で、しかも、ものすごく上から目線で、ちょっと命令口調なんですよね。
こうなると、読まないどころか、なんか学校に対して反抗的な感情が湧いてきますよねぇ~なぜか?
ただ、なかには「わたしは読んだよ」という方もいるでしょう。
そんな方に質問です。
「校則を読んで趣旨を理解し、具体的な場面をイメージして行動に移せるところまでもっていけましたか?」と。
ちょっといじわるな質問ですよね、ごめんなさい。
そう、私がいいたいのは、
1.ルールそのものの作成のプロセス、
2.書面の表現方法
3.書面の社員へのフィードバック方法
がとっても大事だということです。
具体的には、
ルールの作成のときには人事・総務だけではなく、現場の管理職に参加を要請し、現場の実務的な生きた意見をふんだんに取り入れ、
書面には具体的なケースをたくさん入れ、実際に自分なりの行動をイメージできるようにし、
それを実際に行動できるようにワークショップ的な研修を年に数回実施する。
この3つを実行することにより、会社の社員ひとりひとりが「我が社は」といった組織的な思考ができる体質が確立し、そしてさらに会社の秩序を良好にし、それらができたうえで、初めて、経営陣の采配を存分に発揮できるようになるのです。
ルールというと、とかく対立関係を生みがちですが、キチンと理解し、心から納得できれば、求心力は計り知れないものとなります。
「意思統一なくば功ならじ」だと思います。
社内秩序を良好にするために、さらに会社経営をより効率化するために「ルールブック」を作成し、ワークショップ的な研修をされることをおすすめいたします。
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